小太郎のTCG雑記

名古屋でTCGをやっている小太郎というものです。趣味でやっているカードゲーム(主にMtG、ウィクロス、Z/X)と名古屋に関することをテキトーに書いていこうと思います。

速攻盾キープ型ナナシデッキ

どうも、コタローです。
最近、どんどん寒くなりますね。みなさん毎日寒さに震えてると思いますが私は平気です。
何せ「あついしぼう」があるのですから…(笑)

※編者注・この記事を書いたのはあついしぼうを持つコタローではありません。特性あついしぼうは確かに持っていますが、書いたのはハナツカ氏です!

 

今回は私が考案したナナシデッキを紹介したいと思います。

このデッキのコンセプトはとにかく攻めろ!です。攻撃こそ最大の防御です。
序盤から毎ターン全面を開けをしながら常に3面要求をするデッキです。
私もこのデッキからナナシを握りましたが、序盤から5枚ものカードがサーチ出来、手札事故(レベル1が並ばない等)が起きない構築になっているため、初心者でも簡単に扱えるようなデッキだと思います。

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※編者注

画像が見にくくて申し訳ありません。1番上の段はエキノコ3、カヤッパ2です。その下の段はドライラミア2、ルシファル2です。


12月15の名古屋のイエサブで4位になったレシピを少し改良したレシピになります。

まずはルリグデッキから
1から3はとりあえずコイン獲得。
4はウイルス撒く方。ルリグの効果の‐1000がカーニバル‐K‐と相性がいいので…稀にブラインドを打つこともあります。

5はキーの関係でコイン技は2回のみ

・月鍵の巫女タマヨリヒメ(タマキー)
1ターン目に使用します。
出と起動でデッキから同じレベルと色のシグニをいきなり3枚加えることが出来ます。
このキーを使うことで手札事故(レベル1が並ばない等)することはありません。

・カーニバル‐K‐(カニキー)
2枚目のキーでこのデッキの核。サーチと変身とサバZERO化すべてが強いです。
手札超過するので2ターン目から使いましょうルリグデッキを2枚もキーに使ったら防御リソース少なすぎない?と思われるかもしれませんが、カニキーの変身を含めてマイプラ・エキノコ・ぺズトが実質防御アーツになりえます。

・フォーカラー・マイアズマ
カニキーの変身元確保の為に蘇生に加えて、‐12000・シグニ回収・7枚トラッシュと臨機応変に使えるため採用

フラクタルゲージ
あのマーライでさえ処理できたアーツ。アークゲイン等のどうしようもないシグニ対処用

その他採用枠

・ネバーエンド 
マイプラでウイルスを積極的に取り除くので序盤で使えない可能性があるため採用は見送りましたが、1コスで一体蘇生は非常に魅力的です。

・クトゥルアビス
エナ確保がしっかり出来ればフォーカラーより優先したいですね。


それではメインデッキの方へ
序盤の動きから採用カードを解説していきます。

1ターン目

まず、エナチャージとグロウ。そして、手札を捨ててコインを得ます。

そのコインをそのままベットして、タマキーの出と起動まで使い黒のレベル1のシグニを3枚をサーチします。

主なサーチ先は「エキノコ」「マイプラ」「ポレン」のナナシ三種の神器です。

まずエキノコを2面出します。
そして、次のアタックフェイズにて手札のポレンを起動することで相手の場にウイルスを2個置き、エキノコの効果で感染相手を-1000×2をします。

最初のターンのアタックフェイズなら、ほぼ確実にこの菌の破壊ウイルスで相手のシグニは死滅するでしょう。

この世界には白血球はいないので、相手によってウイルスが取り除かれる心配は必要ありません。

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2ターン目

カニキーを使用しレベル4(このデッキではサーバント・ダイホウイカ・ルシファルがサーチ対象です)を2枚加えます。サーバントを持ってこれるのは強いですね。
※ルシファルについては後述します

この時点で手札は先攻の場合、

 初手5 + ドロー1 + タマキー3 - エナチャージ1 - コイン獲得1 = 7枚 

   エキノコ×2 - ポレン(相手のアタックフェイズに使う)- サーバント    = 3枚 

2ターン目
   手札3  + ドロー2 + カニキー2 - エナチャージ1 - マイプラ   = 5枚

最初のアタックフェイスにサーバントを使っていなければ手札6枚あります。手札モリモリですね。
エキノコがライフに2枚埋まってる場合以外は安定して、エキノコ、エキノコ、マイプラ、ポレンを揃えることが出来、同じ盤面を作ることが出来ます。

場にエキノコ、エキノコ、マイプラを揃えます。
エキノコ×2の効果で相手の感染しているシグニゾーンにパワー2000以下は場に残らず
3000以上のシグニはアタックフェイズにマイプラの起動(ウイルスを取り除くことで相手のシグニを-4000する)を使うことで相手の場を壊滅させることが可能です。 
ウイルスとシグニの配置にもよりますが、エキノコ×2のお陰でマイプラの起動で感染してるシグニには最大-6000です。コレ完全に急所に当たってます!

3ターン目以降はマイプラの起動用のウイルス補助にRSを添えたり、ポレンの数だけマイナスをかけれるので後攻でも基本的に同じ動きをしますが、マイプラは基本2ターン目に出しますのでパワー3000以上のでエキノコが踏まれる可能性がありますので油断は禁物です。

カニキーの主な変身先は、上記も少し触りましたがマイプラ・エキノコ・リンゼ・カヤッパ、レベル5からはぺズト・ヘルボロスになります。

カヤッパは意外でしょうか?

このカヤッパを1回でも使うことが出来れば、自分のライフが7枚からでもレベル4までグロウ出来ます。(グロウコスト0が出れば抜いてもいいかも…)

カヤッパの使い方は、相手のアタックフェイズにマイプラ等で相手のシグニを処理後や、ダウンしているシグニの正面をカニキーで変身させます。

実際に使ってみるとかなり使いやすく、グロウエナ以外にもアーツやラミア・メイジ等のコスト補充用にもなるので積極的にカヤッパに変えて、エナを伸ばします。

理想は初手のコイン得るときに手札から捨てれるとベストです。

最後の変身はエキノコ、キミに決めた。

エクシードを使い切ったら起動でサバZEROし、感染状態をすべて-1000するので3面除去(ナナシ5ならエナに行かないので実質3面トラッシュ)

カニキーのサーチ先に話を戻します。
①サーバント:手札に来たら序盤からドンドン切ります。

下級事故しない為、レベル1である必要がないのでサーチできるレベル4を採用。後はレベル2を採用しました。
輪廻警戒でサーチできるレベル4以外のサバは散らしても構いません。

レベル1だとユヅキキー等で稀にガード制限してくる事もあるのでレベル2~4をお勧めします。

②ダイホウイカ:手札補充兼アタッカー

③ルシファル:姉

なぜインフルエンザではなく、ルシファルチーフェロなのか…

まずLB面で見ると、インフルは感染状態のシグニをトラッシュに送れますが、序盤からウイルスを積極的に取り除くため不発になる可能性が高いです。

場に出ると、ウイルスを撒きながら自身の打点を上げてアタック時に感染全体に-5000するという非常にナナシらしいカードですが正直点取りの面では微妙と言わざるおえません。

先行であれば、複数点の可能性がありますが後行なら一点も取れない可能性があります。このマイナスラインならイカで十分です。

ルシファルLBは天使抹殺と悪魔の回収と場出しとあまり期待できませんが、トラッシュからルチーフェロ蘇生とカイヅカを合わせると多面止めも可能です。

限定条件の関係で場に出せませんが、相手のアタックフェイズで自分の場にヘルボロス含めてシグニが3体いる場合に自分のシグニをルシファルに変身させることで、限定条件の関係でトラッシュに送られるので、あえて自分のシグニゾーンを開けることも出来ます。

そのままヘルボロスの起動でカイヅカ蘇生で合わせて-12000する使い方もあるので非限定も使い道があります。


インフルもルシファルも2ターン目のカニキーでサーチ出来ますので、3ターン目のエナチャージに使用すれば安定して最大限の力を発揮できるでしょう。

エンザはトラッシュにインフルがいる場合、3つの選択肢から2つ選べますが…まぁ微妙です。

①ウイルスを取り除いて、ドローかエナチャージ。②ウイルスを置く。③感染を-5000

このデッキではレベル3の時に一番選ぶであろう選択肢はエナチャージと-5000だと思います。

手札はレベル5のグロウ時にも補充できますし、このデッキのアーツ構成ならタマキー・カニキーです。サーチしているので潤沢です。

その代わり、エナを増やす方法が少なくて難しいと思います。

エンザの場合はウイルスを取り除かないとエナチャージ出来ず、感染状態でない相手にはマイナスをかける事すら出来ない可能性があります。

エナチャージとマイナスしか選択しないのであれば、マイナスラインの高いルチーフェロの方が優秀です。※何せテキスト1つで2つをやってのけるのですから

ルチーフェロなら感染でなくても-7000し、この効果でパワーを0にすればエナチャージ出来ます。さらに自身以外(相手なら下げる、自分なら上げる)のパワー(10000)固定のおまけ付きです。

さらにエキノコやレベル4ルリグ(ウイルス撒く方)を合わせると-8000ラインまでマイナスと出来るので相性がいいです。ようやく痒いところに手が届いた感じ

余談その①

エキノコ2面とルリグ4の常時で合わせてー3000すると下級のシグニは自動的に死滅します。

この状態でパワー12000の相手のシグニを対象にルチーフェロを出しパワー固定の方を先に選択します。

すると、10000に固定後に常時の-3000が入り残り7000となります。(元々のパワー修正後に+、-の計算を行うため)

その後に-7000の方を選択すればパワーを0なり、この効果で0にしたことになりますのでエナチャージが入ります。

元々のパワーが15000や18000のシグニでも同じ結果になります。

余談その②

元々不利対面のドーナですが、アーツやラミア等でフウライを処理したとしてもカラテンが残っていたら点取り屋のぺズトやヘルボロスの効果を受けません。

ルチーフェロのパワー固定であえて打点を下げることにより処理できるようになるので多少なり抵抗できます。

上記の理由によりルチーフェロを採用しています。っていうか単純にルチーフェロが好きなんで使いたいのは内緒で

 

終盤レベル5にグロウしてからはぺズトとRSでウイルス操作で処理していきます。

ここからは感染状態のシグニは相手はエナに行かずトラッシュに行きますので、ガンガンせめてアーツを使わせてエナを枯らせていきましょう。

 

このデッキではヘルボロスを2枚採用しています。

理由は最近はカニキーが流行っているので、カニキーでレベル5に上がる型で紡ぐ以外はヘルボロスを採用しているのが多く、ヘルボロス2面した方が1体は処理されても、2体目の処理はなかなか難しいからです。

セットでメイジやZRも入ってると思うので起動させず、なかなかに制圧力があると思います。 

環境次第ですが1枚はサーバント∞やZRに変えてもいいかもしれませんね。。ドーナ相手ならヘルボロスもサーバ∞もZRも入れたい。

 

最後に有利・不利

ルリグによってというよりは、デッキタイプによります。

下級でメインで面を開けてこないデッキにはエキノコ、マイプラでやりたい放題出来るのでかなり有利といえます。

基本的にはシグニ効果でしか処理できないので、アークゲインのようなやシグニ耐性は厄介です。

序盤で如何にアーツ要求し、防御リソースを使わせるかですね。後半の為になるべくライフはキープするしかありません。


メインでバンバン開けてくるデッキや、さらに上を行く速攻デッキには不利だと思います。

レベル3以降でないとメイジの蘇生も使えません。マイプラに変身さえ出来ればなんとか耐久出来るかもしれませんが、、、

防御アーツが2枚しかないのでビカムユーから一気に攻めてくる、リルや3ユヅキはアーツ打てずに負けそうです。