小太郎のTCG雑記

名古屋でTCGをやっている小太郎というものです。趣味でやっているカードゲーム(主にMtG、ウィクロス、Z/X)と名古屋に関することをテキトーに書いていこうと思います。

セレモニー優勝タマのデッキレシピ

皆さんこんにちは!

19弾で登場してから約1年6ヶ月。
登場時から使い続け、2018年12月16日のカードボックス津店のセレモニーで初優勝しました。
優勝記念を兼ねて、デッキの紹介をしたいと思います。

早速デッキの内容を確認していきます。

デッキのコンセプトについてですが、
♪1にルリグアタック
♪2にルリグアタック
♪3、4は無くて
♪5にルリグアタック
と言う具合にルリグアタックに重点を置いています。
しかしながら、トオンやアイスフレイム・シュートによるルリグのダウン+凍結に苦戦する場面や、ドーナなど特定のルリグに手も足も出せない事が多くなった為、ルリグアタックによる圧力をそのままに、シグニでも点を要求出来るようにしたい思いから、今回の構築になりました。

※編者注・このデッキが優勝した時はエルドラ、カーニバルなど往時のデッキがまだ存命していた環境ですので、トオンなどの対応策が入っていると思われます

メインデッキ

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ルリグデッキ

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その他採用枠
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先ずは、ルリグデッキについて簡単にご紹介します。

この構築ではコインを6枚取得し、5~6枚コインを使います。

・小金の巫女タマヨリヒメ
レベル1で必ずコインを得たいので、小金です。
コストはヘスチアやカイヅカや、カーニバルキーでコピーしたいシグニがメインになります。
自分の場合、アークイギスやヘルボロスのバーストで回収出来る可能性を踏まえて、コストを選んでいます。

・金輝の巫女タマヨリヒメ
レベル2の時点でコインが2枚になるので、速攻デッキ相手に生生流転を構えられるようになります。
3遊月の場合はカーニバルキーを貼り、相手のリーサルに備えます。
リミットが4なので、盤面の調整は意識して行う必要があります。

・雷鳴の巫女タマヨリヒメ
白エナが多い為、レベル3は雷鳴を採用してます。
生生流転やカーニバルキーを使用していない場合、この時点でカーニバルキーを発動して下さい。
そうしないと、レベル4のグロウ時にコインを1枚獲得出来なくなってしまいます。

・白滅の巫女タマヨリヒメ
イノセンスが強力です。
また、ルリグアタック時に白1エナでデッキトップを確認して、シグニであれば場出し または 手札に回収出来る効果も強いです。
スペルだと回収出来ませんが、アークオーラであれば、生生流転の対象として使えるので、全くの無駄にはならないかと思います。

・炎・タマヨリヒメ・伍改
レベル5はこの方。このデッキの主役です。
ルリグアタックをガードアイコン持ちカードを追加で捨てないと防御出来ない常時効果、エクシード1でデッキからアームまたはウェポンのシグニを場出しする効果、コイン技でアーク・オーラと全エナをコストに、相手のシグニとルリグを全てダウンさせる効果があります。

コイン技は使えれば使う程度になりますが、いざと言うときの防御です。

エクシードはカーニバルキーとの兼ね合いがありますが、手札が無くても場面を整える事が出来るので、必要な場面は必ず出てくると思います。

・カーニバル ーKー
このデッキのもう1つの主役です。
出現時効果ではアイアースとヘスチアを主なサーチ先としています。
エクシード1でトラッシュのシグニをコピー出来る効果により、攻めにも守りにも柔軟性が広がりました。
攻めは勿論グスクルが筆頭ですが、イナリカギ、アイアース、アークイギス、チタイクウなども候補です。
守りはティンベーを筆頭にアイアース、アークイギス、ヘルボロスなどが候補に上がります。
また、キー自体をトラッシュする事で、相手のシグニを全てサーバントZeroに変えてしまう効果は、言わずもがなです。
ドーナが相手の場合、自分のアタックフェイズで使う事により、FIFTHによる場面の出し直しを防ぐ事が出来、グスクルやルリグのアタックが通る可能性が生まれ、ゲームエンドまで持っていけるかもしれません。

不利対面と勝負出来るようになったのが、一番大きいと思います。

・生生流転
ライフ回復アーツ。
コイン2枚でノーコストになるので、どのタイミングでも使用出来るのが強みです。

・アヴァロン・スロー
コストが重いですがアーツ回収、1面防御、シグニ蘇生と用途が幅広いです。
自分は主に1面防御とシグニ蘇生で使用します。

・ゴールド・ディフェンス
ルリグアタックまたはシグニアタック、コイン1枚で両方を選択できるルリグ止め系アーツ。
アタック止めを選択して使用出来る為、採用してます。

その他採用枠について
・一心轟体
手札の〈精武〉を捨てる事でエナコストを軽減するバニッシュアーツ。
コストはアームとウェポンのシグニが対応しているので、無理なく揃える事ができます。
2体までバニッシュが可能な事と、コスト軽減をした場合最大で無色2エナで使用出来るのが強みです。
ハニエルで手札を捨ててしまう事が多いので、自分は今は採用していません。

アキレウス
自身をトラッシュに送る事でルリグをアップするシグニ。
アイアースと並べる事で、3回のルリグアタックを可能にします。
イナリカギによるガード制限を重視した為、今回は不採用にしています。
現在、採用枠を模索中です。

 

次に、採用シグニについて簡単にご紹介します。

・グスクル
このデッキのフィニッシャー兼メインアタッカー①。
採用枚数は1ですが、このデッキにおける影の主だと思ってます。

・ヘルボロス
多面防御、アヴァロンスローのコスト、強力な回収のLB、トラッシュへの干渉など、様々な場面で活躍出来ると思いピンで採用してます。

・アイアース
メインアタッカー②。
ルリグが2回アタック出来る、ルリグ耐性、相手ターンにアームのパワー+3000、出現時ウェポンサーチと強い事しか書いてないです。
出現時のサーチで使うエナは無色1なので、カーニバルキーでコピーしたいシグニや後述のアークイギスで蘇生したいシグニを主なコストにします。
炎・タマヨリヒメ・伍改と合わせる事で、ルリグアタックは凄まじい圧力となるはずです。

・アークイギス
メインアタッカー③。
アームとウェポンの両クラスを持ち、アイアースやチタイクウと並べる事で、攻めも守りもこなす万能苦労人。
カーニバルキーでコピーする対象の1つ。
ルリグアタック時にアームまたはウェポンのシグニをトラッシュに送る事で、相手のシグニをトラッシュに送る効果と、各ターンのエンドフェイズにトラッシュのアームまたはウェポンのシグニを蘇生出来る効果を持ち、場に存在するだけで威圧感満載です。
カーニバルキーでコピーしてもエンドフェイズの蘇生効果が使えるので、返しターンの戦術の幅が広がります。

・チタイクウ
メインアタッカー④。
シグニ耐性、自ターンでウェポンのパワー+3000、ルリグアタック時にルリグにダブルクラッシュを付与、出現時に無色1エナで12000以下のシグニをバニッシュ出来る攻めに特化したシグニです。
炎・タマヨリヒメ・伍改の状態であれば、アヴァロン・スローで蘇生及び出現時のバニッシュまで行え、2面以上の防御が可能になります。

・ヘスチア
ライフがクラッシュされた時にトラッシュから蘇生する効果持ち。
ライフが1枚以下の場合、出現時でデッキトップを3枚確認して天使のシグニを場に出す効果があります。
返しのターンでドローしたいカードや、生生流転で埋めたいカードを設定したり出来ます。
いざと言うときに欲しい1枚です。

・スプリング
出現時で1ドローして、手札1枚をデッキトップに戻す効果持ち。
生生流転で埋めたいカードや白滅のアタック時効果で除去された盤面を立て直すカードを設定できるのが強いです。

・ティンベー
名称に盾が含まれていれば、相手ターン中にシグニ耐性が付きます。
自身も対象になるのでカーニバルキーのコピーを初め、非常に活躍の場が多いと思います。

・ハヤト
出現時でデッキトップ2枚を公開し、名称に盾を含むシグニを1枚回収し、残りをデッキトップに戻す効果持ち。
回収が出来なくてもデッキトップを確認出来るので、生生流転で埋めたいカードや白滅のアタック時効果で回収したいシグニを設定できます。

・アークオーラ
攻めも守りもこなす万能カード。
炎・タマヨリヒメ・伍改のコイン技や通常使用でも活躍します。
手札に温存してるだけで、相手へのプレッシャーになると思います。

・トミガン
メイン開始時に赤ルリグの場合、自身をトラッシュに送りバースト発動無しでライフをクラッシュするシグニ。
効果は炎・タマヨリヒメ・伍改でないと使えませんが、レイラキーがあっても確実に相手のライフを減らす事が出来ます。
相手のエンド時にアークイギスで蘇生出来ると強いです。
ウェポンの為、チタイクウのシグニ耐性を付ける事も出来ます。

・イナリカギ
ガード制限が強いの一言です。
炎・タマヨリヒメ・伍改とのコンボは抜群です。
個人的にはカーニバルキーで一番コピー対象にするシグニだと思います。

・カイヅカ
ヘルボロスのお供。
ヘスチアやアヴァロン・スローの蘇生でもトリガーするので、活躍の場は大きいと思います。

・ヴァルキリー
天使軸では無い為、必要最低限の枚数です。
サーチ効果は強いですが、構築の都合上枠が厳しいです…。

・リンゼ
青ルリグや速攻デッキに対して効果抜群です。
手札補充の重要な役割も担ってます。

ハニエル
手札1枚をコストにレベル2以下の白シグニをサーチする効果持ち。
コストはヘスチアやカイヅカ等のトラッシュで効果を発動するシグニや、カーニバルキーでコピーする対象がメインになるかと思います。

・ラウンド
相手ターンにパワーが5000になる盾シグニ。
場持ちが良いのと、ハヤトやティンベーの対象になるのでピンでの採用です。

・ゲット・インデックス
場のシグニをバニッシュして、白シグニをサーチするスペル。
能動的にエナを増したり、効果を使ったハニエルやヴァルキリーに使う事で、リムーブ権を消費せずに盤面の調整が行えるので、何かと役に立ちます。

・割裂
レイラキーが相手では無力になりますが、使える場面はまだまだあると思ってます。
最悪、炎・タマヨリヒメ・伍改のグロウコストにも使用出来るので、完全にお荷物とはならないかなと思います。

 

ここからはこのデッキの動きについて解説したいと思います。

マリガン時に残したいカードについて、考えたいとおもいます。

先攻/後攻に関係なく、以下のカードを優先的に温存したいです。
ハニエル
・ハヤト
・ゲット・インデックス
・ヘスチア、トミガン、カイヅカなど手札コストとして使用するカードを2枚程
上記の内、2~3種類程あれば大丈夫だと思います。

最初のターンは手札に温存推奨カード以外があればエナチャージします。(アイアースやアークイギス等)

・レベル1
序盤は出来るだけ盤面を開けないようにしたいです。

ハニエルのサーチやハヤトのデッキトップ確認等で、手札を補充し次のターンに備えましょう。

・レベル2
この時点でコインが2枚になります。
手札にスプリングや、ハヤトがある場合は生生流転で埋めたいカードを仕込んだり、3遊月のような速攻デッキ対策にカーニバルキーを貼ると言った動きが出来るようになります。

相手のデッキ次第でやるかどうかを判断して下さい。

盤面は殴られたいシグニと、リンゼ または ティンベーを立てられると良いです。

・レベル3
グロウコストはカーニバルキーでコピーしたいレベル3以下とレベル4以上を1枚ずつ支払いたいです。

レベル2の時点でコインを使わなかった場合、4枚になります。

レベル4でさらにコインを2枚獲得する為、必ずコインを使います。

主に、カーニバルキーを貼る事になるかと思います。

カーニバルキーの出現時で、アイアースとヘスチア または チタイクウ または アークイギスをサーチします。
アイアース以外はデッキの状況と要相談です。

ヴァルキリーによるサーチやイナリカギを展開し、少しずつ攻めに行きます。

・レベル4
この時点でコインが4枚になります。
アイアース、チタイクウ または アークイギス、イナリカギの盤面が作れたら理想です。

イナリカギの部分は、カーニバルキーのコピーで対応できるので、盤面の調整はさほど難しくないかと思います。

このターンからルリグアタックによる猛攻を開始します。

アイアース、チタイクウ、イナリカギの盤面であれば、シグニで1点、ルリグで最大3点までダメージを出せます。

場面が除去された場合は、白滅のアタック時効果でシグニを出せれば、多少ですがリカバリー出来ます。
この時にアークイギスが出せれば、完全なリカバリーも可能です。

返しターンに繋ぐ為、トラッシュにはアークイギスやティンベー、ヘスチアを用意しておきたいです。

相手ターンのアタックフェイズで、シグニ効果による点要求がある場合はティンベーを、バトルによる面開けにはアークイギスをコピーして、耐えられる盤面を整えましょう。

・レベル5
いよいよ主役の登場です。
ガード枚数が増加したルリグアタックは、相手にとって厄介な事この上無いと思います。

合わせてグスクルのアタックも加わってくるので、圧力がさらに高まります。

グスクルをコピーする場合はアイアース、アークイギス、ティンベーの盤面にして、アークイギスをグスクルにコピーする形にしてます。

ヘルボロスをコピーする場合もグスクルコピー時と同じ盤面で良いかと思います。

場合によっては、ティンベーをイナリカギにして、ルリグアタックによる決着を狙う事もあります。

コインが残っていれば、コイン技による防御が出来るので、攻めに意識を全振りする勢いで行きましょう。

アヴァロン・スローが残っている場合、チタイクウが蘇生対象に出来るようになるので、コイン技以外の防御手段になります。

ざっくりですが、解説は以上となります。

 

最後にこのデッキの有利・不利について
です。
不利
・ドーナ
タマモゼンによるルリグアタック封じや、ワニュウドウによるダウン耐性がとにかく辛いです。

・ナナシ
マイプラで自分ターンに盤面を除去される為、序盤からの猛攻が厳しいです。
Rsによるハンデスや、デッキ破壊もリカバリーが難しいです。

有利
・青ルリグ系
リンゼ、グスクルにより有利にゲームを進める事が出来ると思います。
また、ルリグアタックが通りやすいと個人的には感じます。

真名マユと比べ、アーツ回収やルリグによる盤面除去が無い為、シビアなプレイングを要求する場面がありますが、慣れると楽しいと思います。

 

あまり見かける事が無いデッキだと思いますが、少しでも興味を持って読んで頂ければ幸いです。