小太郎のTCG雑記

名古屋でTCGをやっている小太郎というものです。趣味でやっているカードゲーム(主にMtG、ウィクロス、Z/X)と名古屋に関することをテキトーに書いていこうと思います。

ハナツカ式イオナ

どうも〜身内と焼肉行くためにウィクロスやってる節があるデブことコタローです。
そろそろ肉べえに就職しちゃおうかな~なんちゃって...

※編者注

肉べえとは大須にある美味しい鉄板焼きの店です。オススメです!


冗談はさて置き、今回は私が考案したイオナデッキを紹介したいと思います。


最近のイオナデッキと言えばアルテマが主流ですかね。
エボルブの効果でグロウ条件を無視できるのでライフが7枚でも乗ることができるのが非常に魅力的ですよね。

ですが今回は別の型を紹介。とりあえずアンリミで登場したこの2枚!

f:id:kotarokamisama:20190527213100j:image
f:id:kotarokamisama:20190527213054j:image

エボルブはグロウ条件無視で3種のマユ・アルテマ・最幸ユキに乗ることが出来るので色んな戦術で遊ぶことが出来るので素晴らしいですね!!
これは厳密にいうと、ルリグタイプ<イオナ>を上に乗せる。なので同レベル以下にもグロウ可能です。グロウ先の【出】も使える裁定なのでグロウするために生まれてきた存在ですね。

ちなみにエボルブの【出】は白黒を3枚公開で内2枚を加え、残りはトラッシュ行きます。
白黒3枚中、マカナ以外の2枚を加えた時、マカナはデッキから直でトラッシュに行った事になるので場に出ます。
実質3枚分を加えたことになるのでアンリミルリグの【出】では一番アドが取れているのではないでしょうか??


マカナは出してアタックするだけで実質ノーコストで1体バニッシュ出来ます。なんてシンプル。
ですが、私が一番注目したのは【起】の方、アタックフェイズに自身をトラッシュをコストに-12000する。これは強いですね。
攻防どちらも強力です。ノーコストで1対1交換出来るのは強い。

そんなエボルブとマカナをフルに活用したデッキを作りたくなったので出来上がったのがコチラ↓

デデン!!創世エボルブデッキ

f:id:kotarokamisama:20190527213211j:image

コンセプトは相手ターン中にカーニバルK等で変身して、ひたすらヘルボロス【起】&マカナ【起】をやり続けて相手ターン中に相手の場を壊滅させる事です。
ヘルボロスの【起】にはターン1が無いのでマカナを蘇生し、ヘルボロス【常】で-7000、マカナ【起】-12000をエナがある限り繰り返し相手の場を処理します。

メインデッキはトラッシュ起動をかなり採用しています。
採用理由は別途下記説明しますが、臨機応変に戦えるようその時に使えるものだけを状況に応じて使う感じで問題ないです。

①ルリグデッキ

イオナレベル1:手札事故回避のため1捨て1ドロー

   レベル2:グロウ事故回避のため強制アタック

   レベル3:下級のシグニの色の関係で白ユキ。コイン2枚

   レベル4:エボルブ/メイデン イオナ

上にも書きましたがグロウ先が豊富なので構築の幅が広がりますね。
基本的にはアーツ・エクシードを使い切った時にコイン技でグロウします。
相手にヘルボロスが入ってそうなデッキにはエクシードが残っていてもアーツを使い切ったら必ずコインで技を使ってください。
アーツも下敷きも回収できなくなります。

   レベル5:創世の巫女マユ

f:id:kotarokamisama:20190527214849j:image

アーツとエクシードの再利用により、最大アーツ6回にエクシード9回分の変身を可能とします。(なんと、あのフリーザの変身回数を6回も上回っています。)
小走りしてくるデッキのように防御札がなさそうな相手にはエクストラターンで勝負をつけてもいいと思います。

 

カーニバルK(以下カニキー)

f:id:kotarokamisama:20190527214926j:image

イオナは優秀な下級が多く、序盤はテッサクやシンギョに変身させて多面防御したり、終盤はヘルボロス・マカナで攻防、曲者にはリンゼ・ベンザイテン等状況に応じて使いましょう。最大9回もあるので積極的に使用しましょう。

 

クトゥルアビス

f:id:kotarokamisama:20190527214956j:image

ルリグ止めと、カーニバルK変身元の確保。ダイホウイカ・ヘルボロス・マカナが主な蘇生先です。

 

クラスクライシス

f:id:kotarokamisama:20190527215039j:image

デッキから精械<迷宮・古代兵器>を場出しします。序盤の早いデッキにはテッサク・シンギョで終盤はヘルボロスで多面防御しましょう。
おまけ程度に相手ターンであれば、ルリグの効果を消せるのでエニグマオーラ等の効果付与を打ち消せるのは強いです。
紡ぐ者相手には最強の防御アーツになりえます。フラコスタ+ブラジャックで完全耐性を作っても、紡ぐ者の限定無視を消すのでルール処理されるため有効です。
※紡ぐ者のルリグの【起】次ターンにルリグダメージを受けない。の効果は消せないので注意。
   
ブリーディングフォース

f:id:kotarokamisama:20190527215113j:image

3モードから選択できますが、よっぽどエナが余ることは無いので基本は2モードまでです。
初手の事故回避のために最初のターンに0コスで白シグニ2枚サーチでテッサク等を持ってくるムーブも視野です。
実際に回してみて、防御で1面除去に使うくらいなら初手でサーチした方が効率が良いという結論に至りました。
特にカニキー採用型のナナシ相手にはベンザイテンサーチが非常に有効な手段になると思います。
1度ベンザイテンが処理されても、こちらもカニキーでしつこく【起】を封じましょう。

 

その他採用枠
セレクト・ハッピー5

f:id:kotarokamisama:20190527215150j:image

低コストの万能アーツでカーニバルKをコストにするとアンコール込みで最大3回使えます。
このデッキでの採用目的は除外モードで、キーカードや墓地リソースを削りたいのですが、墓地リソースはヘルボロスでそれらを封じているので、今回は採用を見送りました。

 

ナンバーバインド

f:id:kotarokamisama:20190527215223j:image

2~3ターン目であれば最小0コストで全面止められる可能性があるので早いデッキ対策で検討しましたが、クラスクライシス→シンギョで同じことが出来るのと、2回目の使用を考えたときに合計6だと一面しか止まらない可能性があるので見送りました。


アーツは創世マユで2週しますが
個人的な1週目でアーツを使う理想の順番のイメージは→①クラスクライシス②ブリーディング③クトゥルアビス、としています。

理由は以下の通りです。

①パワーラインの低い前半であればテッサク・シンギョで多面防御可能。
相手がレベル4になると、相手のアタックトリガー処理後に他のシグニゾーンに移動するのでパワーライン的にも処理されてしまいます。1面の壁を作るくらいしかできないですね。

デッキからマカナ出しで【起】で使うか、サイスパやメイジ等を出しマカナに変身して【起】を使う事で任意の精械をトラッシュに送りましょう。
2週目にはデッキからヘルボロス場出しから任意の古代兵器蘇生で3面防御しましょう。

②サーチ、バウンス、トラッシュとやれることの多い優秀なアーツですが、防御として最大値を叩き出すのはレベル4以上の時です。
カ二キーの発動時にだいたいダイホウイカを加えるのですが、もう一枚はオタガメを加えたりします。
そうすることで、次ターン以降にフリーディングを構えた時にトラッシュモードを選択し自分は手札を2枚捨てるのでオタガメを切りましょう。
タガメ蘇生→カイヅカ蘇生すると0エナで3面防御出来ます。カイヅカはそのまま除外されるのは勿体ないので、マカナに変身して1面は相手を飛ばしておきましょう。
2週目も基本は同じです。

③目に見えて強いので好きに使ってください。
どのタイミングでも強力なアーツなので、このアーツを使ったターンにマユにグロウするようにしています。
          
仮にフリーディングは初手でサーチに使い、レベル2・レベル3でアーツを使って防御したとしても、
エボルブから創世マユにグロウしてアーツを回収する事により、さらに3回分のアーツで防御できるのでよっぽど簡単には負けない構成にしています。
特に①・②はコスト軽減するので打てずに負けることは無いでしょう。

②メインデッキ
つづいてメインデッキ、採用しているシグニを紹介

ヘルボロス

f:id:kotarokamisama:20190527214815j:image

やっぱり今はヘルボロス2面環境が強いと思うのでヘルボロスは3枚。理想はデッキ・場・トラッシュに一枚ずつ置きたいところです。
相手のアタックフェイズにカニキーでヘルボロスに変身して防御するので最大5ターン守れる計算になりますね。

ガブリエルト

f:id:kotarokamisama:20190527215323j:image

詰めにはコレ!
除去されにくく、場持ちがいいので重要な変身元として重宝します。

マカナ
f:id:kotarokamisama:20190527213054j:image

上にも用途を書きましたがヘルボロスからのマカナ連打は強力です。
変身先としてZRとやや役割が被っている部分もあるので2枚。
マカナはエボルブ【出】で拾える可能性があるのでカニキーのサーチ時の優先度は低めです。

ダイホウイカ・オタガメ


f:id:kotarokamisama:20190527215425j:image

f:id:kotarokamisama:20190527215420j:image

手札補充兼アタッカー。チャンスがあればオタガメ&カイヅカで追撃狙います。
タガメはフリーディングの手札コストで切ることでも活躍が見込めます。
カニキーでサーチ時、自分の手札次第ですが、ダイホウイカ・オタガメをセットで持って来ることが多いです。

Zr

f:id:kotarokamisama:20190527215458j:image

リフしないようにデッキ回復と変身元の確保として使います。
自分のエナが青ばかりになった、もしくは青エナを白か黒に変換したい場合はマカナではなく、ZRに変身してエナコントロールしましょう

パルベック・サーバントY

f:id:kotarokamisama:20190527215548j:image
f:id:kotarokamisama:20190527215544j:image

この2枚は長期戦で活躍を見込んでセットで採用することにしました。
基本はヘルボロスからマカナ連打するのですが、最後にパルベックを蘇生させておくことで次ターンにサーバントYでサーバントの回収、ダイホウイカで手札補充、詰めにガブリエルト、黒相手にはヘルボロス等を状況によって蘇生させてリソース確保やアタッカーを用意します。

理論上エナさえあればエクシード5回→ヘルボロス→パルベック→サーバントYでルリグアタック込みで5ターン耐えれます。

サイスパ・ラミア

f:id:kotarokamisama:20190527215640j:image
f:id:kotarokamisama:20190527215645j:image
サイスパはイオナだからこそ採用できるトラッシュ起動。
強力な常時効果やアタック時トリガーも多いので、どちらも使うかは別にして腐ることがありません。

メイジ・カイヅカ


f:id:kotarokamisama:20190527215721j:image

f:id:kotarokamisama:20190527215725j:image

黒の出張セット。
カイヅカはZR・メイジ・ヘルボロス等で蘇生のタイミングはたくさんあるので多めの3枚です。
2枚までは使い捨てで、最後の1枚はヘルボロス【起】の蘇生用で残しておきます。

アステカ・ダコン

f:id:kotarokamisama:20190527215807j:image
f:id:kotarokamisama:20190527215803j:image
これもセットで使います。
アステカからの蘇生対象はデッキに1枚しかないのですが、ヘルボロスからの連鎖的な蘇生狙います。ダコン蘇生→1枚ドロー。
ヘルボロス2面する場面も多いので、リミットの関係で重要なレベル2以下の古代兵器枠。

ベンザイテン・リンゼ

f:id:kotarokamisama:20190527215855j:image
f:id:kotarokamisama:20190527215858j:image
環境メタ枠。有効な相手にはフリーディングからサーチも出来、エクシードで毎ターン変身で相手の動きを止めましょう。
スペルやアーツで回すデッキにはリンゼ、対ナナシや、ミラーのヘルボロス等にはベンザイテンといったところですかね。

リンダー

f:id:kotarokamisama:20190527223229j:image
イオナ限定で優秀な下級です。
能力無効はどのタイミングでも腐ることが無いので、場に置いておくだけで仕事しますね。
打点上昇も優秀で、最大3000になるので1ターン目に踏まれることほとんどありません。

ナナシのマイプラの能力消し&バトルで倒せるのは強いです。

シンギョ、テッサク

f:id:kotarokamisama:20190527223314j:image
f:id:kotarokamisama:20190527223306j:image
個人的にはイオナの下級の中でテッサクは最強だと思っています。相手のパワーライン次第ではこの1枚で多面守れます。
初手はテッサク1枚でも引けていれば他が並ばなくてもなんとかなります。

先行1ターン目は他の下級が手札にいてもテッサクを1面のみ出してターンを返します。
下手に場を埋めてしまうとテッサクが他のシグニゾーンに移動できずに踏まれてしまう可能性があるので、下級が引けていない場合に無理にサーバントを出すくらいなら1面くらいは空けておいても問題ありません。

 

サーバントは8枚+サーバントY=9枚体制
長期戦を考慮し、サーバントは多めに採用しています。

採用シグニはざっとこんな感じですね。

 

③プレイングについて
まず、1ターン目からサーバントはどんどんルリグアタックをガードしてください。

理由はレベル4でグロウコスト0が出てきたことによりグロウ事故はほぼ無くなり、おまけにレベル2のルリグの強制アタックによりエナは確実にもらえるので、サーバントを温存する必要は無くキーセレ感覚で1ターン目からサーバントを使ってライフを残すプレイングが環境としては合っているのかと判断しました。
3ターン目にはカニキーでサーバントもサーチ出来るようにレベル調整しています。とにかく毎ターンガードし続けて行きましょう。

それでもサーバントが尽きた場合はパルベック→サーバントYで拾ってください。

基本的にはカニキーを使って攻防プレイをするので、自分の場のシグニが何であれ、ヘルボロス、マカナ、ダイホウイカに変身すればよいだけです。

相手ターンのアタックフェイズ中に出来る限り相手のシグニを処理するので、自分のターンはシグニを雑に場に出して空いた面にアタックするだけでオーケーです。

相手ターンのアタックフェイズにアーツとエクシード併用して、2面以上の処理をして次ターンに1面にマカナに変身。これで3点の要求は比較的簡単です。

レベル5に乗ってからはヘルボロスで相手のトラッシュ利用を防ぎながら、詰めにはヘルボロス2面やヘルボロス&ガブリエルトをたたきつけてやりましょう。


環境上位にいるカーニバル相手にはエクシードの使うタイミングはしっかりと考えて使いましょう。
アタックフェイズ開始時にサバZEROにされた所をカニキーで書き換える事で点数要求力はそのままキープできます。
ヘルボロスを2面をキープするか、サバZERO後にヘルボロスに変身で相手のZrやホルスのトラッシュ起動を封じながら早めにアーツを使ってもらうようにプレイしましょう。

とにかくヘルボロスをキープする事を意識してプレイすれば、それなりに戦えると思います。


このデッキの弱点はヘルボロスです。
トラッシュ依存の塊のようなデッキなので、ヘルボロスを多面されるとかなり厳しいです。
自分で使っておきながら出させるとアーツを使わざるをえないので、なるべく序盤からしっかりガードしながらライフを守るように心がけましょう。

シグニ耐性も厄介ですが、自分のターンには創世マユの【起】エクシード1で相手のシグニをすべて能力無効に出来るのでそこまで不利はない感じがします。


④最後に…
今回は黒に寄せた構築にしているので採用していませんが、イオナというデッキはカニキーと非常に相性がいいカードがたくさんあります。
コードラビリンス、クイン・ノイヴァン・ヴェルサ(カニキー破棄で相手をサバZEROにすると能力を持たないシグニとなるため【起】で全面バウンスも可能)

f:id:kotarokamisama:20190527223845j:image
f:id:kotarokamisama:20190527223851j:image
f:id:kotarokamisama:20190527223848j:image

地獄のヘルボ、ヴェルサ、ベンザイが出来るのがイオナだけなので、メタ系デッキを握りたい人にはとてもオススメなルリグかもしれません。

結局、イオナ使いに何が強いか?って聞かれたらおそらくテッサクって答えるんじゃないでしょうか…笑

 

もしこの記事を読んでちょっとでも興味が湧いた方は是非、試しに組んでみてください!

ほとんどヘルボロスについての記事になってしまいましたが、今回はここまで…オワリ。